ガソリン添加剤とは?

ガソリン添加剤の役割

エンジン内部をキレイにする。溜まったカーボンデポジットを除去する。

引用元 https://www.higashishikoku-subaru.co.jp/archives/blog03/23333

結果、良好なエンジン状態を保つことが出来、壊れづらくなる。

また、「加速がスムーズになる」「アクセルのレスポンスが良くなる」「燃費向上につながる」

ガソリン添加剤の成分

PEA=ポリエーテルアミン(清浄成分)、酸化防止剤、防錆剤 等

PEAの量がガソリン添加剤の価値(どれくらい含有しているかは各メーカー企業秘密だが・・・)

PEA(ポリエーテルアミン)とは?

エンジン内部をキレイにする清浄成分です。

スラッジとは?

エンジン内部に堆積する汚れをスラッジという。

燃焼時の燃えカスや不純物、エンジンパーツの金属片が原因。

スラッジは、エンジンオイルが循環する部分に溜まり、エンジンオイルが吸着する。

適切にオイル・オイルエレメント交換をしていれば、あまり溜まらない。

引用元 https://www.team-mho.com/f-tenka-timing/

対策

①清浄分散性の高いエンジンオイルを使用

②フラッシングオイルでフラッシング

③洗浄効果のあるエンジンオイル添加剤を投入

カーボンデポジットとは?

スラッジの一つにカーボンデポジットがある。

燃焼室内に発生する燃料の燃えカスやカーボン、つまり炭素が主成分の固着した堆積物。

ガソリン燃料が関係する場所(エンジンオイルが通らない場所)に発生する。

よって、清浄分散性の高いエンジンオイル、フラッシングオイル、エンジンオイル添加剤を使用しても堆積するし、除去できない。

カーボンデポジット除去に活躍するのが、PEA=ポリエーテルアミンンです。

引用元 https://www.honda.co.jp/ACCESS/care/gasoline-additive/

カーボンデポジットの除去・予防方法は?

①エンジンを高回転で走行

→公道では現実的に難しい。

②ガソリン添加剤の使用

ガソリン添加剤(PEA)は、強い清浄力を持つ。汚れの小さな隙間に入りこんで、強力に溶かし、除去する。

除去した汚れはどこへ行く?

燃焼室内で燃料と一緒に燃やされる。その後、排ガスとして、排出される。

ガソリン添加剤の価値

PEAがどれくらい入っているか(濃度)が、ガソリン添加剤の価値。

PEAの価格は高いので、安価な添加剤には入ってない。

安価な添加剤

PEA(ポリエーテルアミン)が配合されていない安価な添加剤も存在する。

PEAの代わりに安価なアルコールの一種、メタノール系の清浄剤を使用している。

アルコールは、油分を強力に分解・除去できる。

燃料ラインの劣化したガソリン堆積物を溶かしたり、燃焼室内のカーボンデポジットを除去できる。

安価な添加剤の欠点

①金属を腐食させる

→エンジンは大半が金属で製造されている。

②ゴムへの攻撃性

エンジン内部の金属やゴムを痛めるので、アルコール系の添加剤はオススメしない。

清浄力もPEAの方がアルコールに比べ、高い。

有名なガソリン添加剤

いつ使用するのが良いか?

いつ入れても良いが、一番効率の良い入れ方は下記です。

①オイル交換前に燃料を満タン入れる

②ガソリン添加剤を投入する

③ガソリン添加剤を入れた燃料を使い切る

④再度、燃料を入れる

⑤オイル交換

→ガソリン添加剤を入れると、エンジンオイルが汚れるから

なぜ、エンジンオイルが汚れるのか?

シリンダーの中でピストンが上下しているので、エンジンオイルが燃焼室に少しづつ入ってしまう。

そのエンジンオイルに、ガソリン添加剤によって除去した汚れが吸着する。

大半の汚れは、燃焼し排気される。一部は、エンジンオイルに吸着する。

ガソリン添加剤の入れ過ぎ注意

ガソリン燃料に比べると、燃えづらい。

洗浄力はあるが、燃えづらい性質。

入れ過ぎると、燃え切らず、逆に汚れる。

→メーカー毎の投入量を守る

即効性があると、危険?

入れてすぐ、加速・レスポンスが急に良くなったり、燃費が極端に良くなる場合、

エンジンに汚れが溜まっていた可能性がある。

→定期的なガソリン添加剤の投入が必要

キレイなエンジンに投入すると、『ちょっと良くなったかな』『あまり変化ない』という体感になる。

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