「HID」とは「High Intensity Discharge」(高圧放電)の頭文字を取った略語
「D」の文字=「ディスチャージ」(放電)
別名
・ディスチャージランプ
・キセノンランプ(バルブのガラス管に充填されているガスがキセノンガスの為)
HID発光の仕組み
①車体バッテリーから流れてくる12V(24V車の場合は24V)の直流電流
②バラスト(安定器)でDC(直流)をAC(交流)に変換
③イグナイター(点火装置)で2万Vを超えるほどに昇圧させる。
④その電力をバルブのガラス管の球体内部で放電させたものが光源。
バラストは、35Wと55Wの2種類のワット数に分かれる。
純正HID仕様車のバラストと同じ35Wが主流
より明るさが欲しい場合は、ハイワッテージの55Wを選ぶ。
バルブ自体は12Vと24Vとで仕様に違いはない。バラスト12V専用、24V専用、12~24V兼用がある。
寿命
ハロゲン:1,000時間(約3年間)
HID :2,000時間(約5年間)
HIDの寿命は、電球内に充填されている不燃ガスが少しずつ抜け、明るさが低下していく。
(それでも使い続けるとやがて光が赤くなり最終的には光らなくなる。)
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