Diesel Particulate Filter「ディーゼル パティキュレート フィルター」の略称
役割
ディーゼルエンジンの排気ガスに含まれるPM=粒子状物質(スス)をキャッチして、大気への放出を防ぐフィルター
PM=粒子状物質(スス)は、人間が吸い込むと呼吸器を中心に健康被害(肺ガンや喘息等)を引き起こすことが懸念されている。
劣化原因①
長年使い続けるとPM=粒子状物質(スス)でフィルターが詰まってしまい、キャッチが出来なくなる。
解決方法
DPFに詰まったPM=粒子状物質(スス)を燃焼させ、詰まりを解消させる。
DPFに装着された差圧センサーからの情報によって、目詰まりが感知されたら、わざと燃料を濃いめに吹いて排気温度を上げるてDPF内部のPM=粒子状物質(スス)を燃やしてしまう。
劣化原因②
目詰まりの原因はPM=粒子状物質(スス)だけでなく、エンジンオイルの成分に由来する灰分もある。
解決方法
こちらは燃焼再生させても除去できず、分解清掃を要する。
メーカー別 呼び方
三菱ふそう、UDトラックス:DPF
いすゞ自動車:DPD
日野自動車:DPR
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